移住定住協議会広報誌「大川が好きだから」No.7
大川移住定住協議会広報誌「大川が好きだから」第７号が発行されました。
掲載内容
１．JOIN 移住・交流＆地域おこしフェア2023
全国から200を超える自治体が集まり、移住に興味のある方に対して地域の魅力を発信する「JOIN 移住・交流＆地域おこしフェア2023」に、ふるさと回帰支援センター内の静岡県の担当者、静岡市のスタッフとともに参加しました。大川移住定住協議会からは３名が参加しました。
自治体、地域を想う企業、地域を求める人が集まるこのイベントは、大川の魅力をアピールするには適したイベントでした。静岡市や田舎への移住に興味のある方にお声がけしました。中でも、お子様連れのご家族には積極的にお声がけさせていただき、大川での子育ての特色と良さ、移住促進活動をアピールできました。お昼頃には来場者が増え、終日で20組程度のご家族に、田舎暮らしのメリットや大川への移住についてご説明させていただきました。
お話を伺った来場者の話の中の多くは、数年にわたる新型コロナウイルス蔓延により企業内でテレワークが推進され、働き方が大きく変化したため、移住先での地方の就職などに頼らずに生計を維持することが可能となり、移住に興味を持ちやすくなったということでした。
また、来場者には地域おこし協力隊への参加を希望されている若者も多く、移住促進事業をSNSやイベントなどを通して広く認知していただける新しい原動力になると感じました。
２．田舎体験イベント「親子で田舎体験in大川」
田舎体験イベント「親子で田舎体験in大川」を2023年2月19日（日）、日向「あまご処」で開催しました。ご参加いただいた５家族には、田舎ならではの薪割り、火吹き竹づくり、火おこし、焼きいもづくり、炭づくりなどを体験していただきました。今回のメイン料理はダッチオーブンを使用したスペアリブ。子ども達は、はじめて自分で野菜を切ったり、薪を割ったりと、アクティブな一日となりました。
参加された皆様には、大川の自然の豊かさと、薪割りなどの学校では学べない経験を存分に楽しんでいただけたと思います。移住定住協議会は、田舎で生活することに興味のあるご家族に対して、田舎暮らしのすばらしさと楽しみ方を定期的な田舎体験イベントを通じてお伝えしていきたいと思っています。
３．移住者との交流会
大川に移住された方々に、大川の事を知ってもらい、生活の向上を図ろうと、１３家族４４人を対象に、３月１９日（日）午後１時から大川小中学校集会室で交流会を開催しました。当日はお仕事などで６家族の方が欠席され、７家族、１７人の方が参加してくれました。事前に回答していただいたアンケートをもとに話し合いを行いました。
また、充実した話し合いの後は、子ども達と一緒に全員でビンゴゲームを行い、楽しいひと時を過ごしました。
アンケートの内容と、皆さんの思いは次のとおりです。たくさんのご意見をいただきましたので、ごく一部をご紹介します。
Q.自治会での行事の参加、ご近所や地域の人との交流・お付き合いについて
地域での行事の参加については、皆さん参加している状況です。地域が高齢化しており、また、当番など早く回ってくることもあり、行事の縮小化やスリム化など考えていく必要があるのでは…等のご意見が多くありました。
Q.子どもの数が減少している学校やPTA活動について
保護者数が少なく、皆、役につく必要があり、負担を減らすことを考えていく必要があることと、子どもの数が減っていることが大きな問題として考える必要がある…などのご意見がありました。
Q.地域の人の協力を得て実施している放課後こども教室（やまゆり）について
放課後、お友達と遊べる時間で、また、地域の方とたくさんふれあえて、安心して見守ってもらえる時間であり、今後も続けてほしい。現在、未就学児だが、ずっと続けてほしいが、卒業まで学校があるか不安…などのご意見がありました。
Q.今後、地域の中で望むことや、移住定住協議会に対する意見
自然がある一方で荒廃が進んでいる。山林の手入れや森の再生など必要ではないか…子育て世代の移住者が増えてくれることを望む。また、空き家登録の物件の増をの望む…などのご意見がありました。
移住定住協議会では、皆様からのご意見を参考に、今後も活動していきます。
４．今年は２家族が大川へ移住します
近年、地方へ移住したいという方々が多くなりました。今年１年間で、大川移住定住協議会のホームページを見て、移住したいと１６人の方々から問い合わせがありました。多くの方々にご希望の住宅を案内し、大川で生活するために必要なことや、学校のこと、子どものこと、地域のことなどを説明しました。多くの人は移住を真剣に考えており、大川だけでなく他の地区も見て、一番良いところへ移住したいと言っています。このうち、２人の方々がいろいろ検討した結果、大川に住みたいと、藤枝市から坂ノ上へ４月から１家族、磐田市から諸子沢へ６月から１家族、それぞれ移住することとなりました。皆さん温かく迎えてくださるようお願いします。
