小山ファミリー 2018年 静岡市より移住

小山さんファミリーは、2018年12月に静岡市街から大川に移住されたご家族です。
移住当時は、ご夫婦、長男颯斗(はやと)くんが小学4年生、長女祐依(ゆい)ちゃんが小学1年生の時でした。お二人とも、大川小中学校へ通っている元気なご兄妹です。

 

移住のキッカケから移住まで

自然が大好きで、オクシズを訪れたことがあったから

移住前、小山さんご夫婦は、静岡市葵区麻機エリアにお住まいで、旦那様も奥様も、自然が大好きでよくご家族でBBQやキャンプを楽しむために、静岡市山間部エリアをご家族で訪れることが多かったそうです。
中でも奥様のお父様は鮎釣りが大得意で、幼少の頃からよくお父様と一緒にオクシズを訪れて自然と触れ合っていたそうで、自然の中で楽しむ経験が豊富でした。
そのため、颯斗くんと祐依ちゃんにも、自然に囲まれた生活をさせたいと思い、静岡市が運営する「空き家バンク」を検索し、空き家をリサーチして、大川の空き家情報にたどり着きました。

まずは1~2泊のお試し生活から体験し、大川への移住を決意

奥様から大川への移住の案を聞いた時、旦那様は正直のところ「反対」でした。
というのも、旦那様のお仕事は県内広域を移動する運転手さんで、会社までの距離が遠くなり、運転する時間が増えるので、今の仕事を体力的に続けられるかが心配だったからです。
そこで、大川移住定住協議会のスタッフにその旨を伝え、大家さんとの話し合いのうえ、まずは大川の家へ1泊~2泊のお試しステイをし、実際に通勤をしてみることにしました。
移住後にこれまでどおりの仕事や生活時間を継続できるかどうか、2回ほど大川から通勤をし、「よし!この程度の時間なら移住しても大丈夫だ!」と確信し、旦那様も移住に関して積極的に考えられるようになったそうです。

 

移住後の生活

 

坂ノ上からバイク通勤をしています

大川の坂ノ上地区に移住後、旦那様はもともとのお勤め先へバイクで通勤しています。移住前と比べると、通勤時間は長くなりましたが、思っていたよりも時間が伸びたわけではなかったので、「距離はあるが、時間はそんなにかからない」という印象だそうです。
確かに、大川エリアまでの道は静岡市街地からの距離は30Km程度ありますが、信号も少なく、渋滞もないので、距離ほど時間はかかりませんね。

奥様は地元「湯ノ島温泉」の併設お食事処「玄国茶屋」でお仕事

小山さんの奥様は、大川で生活する以前は市内でピッキングのお仕事をされていましたが、大川へ移住後は、新間でのパート経験の後、大川エリアにある湯ノ島温泉浴場の隣になるお食事処「玄国茶屋」にお勤めで、調理・配膳の仕事をされています。玄国茶屋は、地元大川の新鮮な野菜を使用した手打ち蕎麦が有名で、毎週週末には静岡県外からも田舎蕎麦と温泉を楽しみに多くの方が訪れます。
出勤時間が、颯斗くんと祐依ちゃんの登校時間と重なるため、学校そばまでは車で送ることもあります。

自然の中の生活を楽しんでいます

小山さんの旦那様が大川に来てから取り組んでいることは、庭や畑の手入れや長椅子やテーブルづくりなどのDIYです。床の張替などもご自身たちでトライしています。
「お仕事の合間に庭の手入れをしますが、草は成長が早く、なかなか草取りが追いつかないこともあります。」と、自然のパワーを感じることも。

不便なこともあります

田舎暮らしは、もちろん不便なことも。まず、通勤距離が増えたのでガソリン代が前よりもかかるようになったと旦那様がお話してくださいました。もうひとつ困るときは、なんといっても「忘れ物をした時」!!!取りに戻るわけにもいかず・・・気にはなるし・・・というもどかしさがあるとのこと。戻っていたら遅刻しちゃいますし、確かにそうですね。
あとは、「仕事との両立」。以前よりもやりたいことが増えたため、仕事と、趣味や庭手入れ・DIYなどの作業の時間づくりを両立することがなかなか大変だなぁと感じられるようです。

大川小中学校での生活

長男颯斗くんは現在中学1年生、妹の祐依ちゃんは小学4年生です。大川小中学校に通う2人が、学校の様子を教えてくれました。
大川小中学校は、2017年、大川小中一貫校として、全校児童生徒25名と職員19名でスタートしました。今年度は、学校教育目標「共に高め合いたくましく伸びる子ども」重点目標「考え、判断し、行動する」を中心に活動しています。
大川小中学校には、現在、9名の中学生と13名の小学生が通学しています。
颯斗くんはバドミントン部に所属。現在部員数は5名で、仲間と部活動を楽しんでいます。祐依ちゃんはクラブ活動がとても楽しみで、川で遊んだり、魚を捕ったり、竹トンボづくりをしたりするときに「大川に来てよかったな」と思うそうです。

生活のリズムは、中学生の颯斗くんが朝7:30に登校し、18:00頃帰宅します。
小学生の祐依ちゃんは、朝は颯斗くんと一緒に登校、夕方は17:00頃帰宅する毎日です。祐依ちゃんは、お母さんが湯ノ島でお仕事をされているので、16:00ころにお母さんが車でお迎えにきてくれて、玄国茶屋でお母さんのお仕事が終わるのを待っていることもあるそうです。

「大川小中学校の、いちばんいい所は?」の質問に、
「地域と合同の運動会が楽しい!」
「小中一貫校だから、中学生と遊べるところ」
「いつも一緒に入れるところ」
と答えてくれました。

「ただ、もっと学校のお友達が増えるといいと思う」。
そうですよね!もっと大勢での部活動やクラブ活動は、きっともっと楽しいですものね。

 

移住を考える方へのアドバイス

大川への移住から3年。これから移住を考える方々への、小山ファミリーからアドバイスをいただきました。

旦那様からは、

「作物が作れるところかな。農業を身近に感じることができます。」

奥様からは、

「子どもたちを自然豊かな環境で育てることができます。」

とアドバイスを頂きました。

あと、印象に残ったのはこちらのアドバイス。

「地域の方々のサポートがあります!」

「移住を考えている時には、移住定住協議会スタッフが、移住に関する情報や大家さんとの話し合いのサポートなど、移住後もトラブルがないようにサポートしてくれました。」と旦那様がお話してくださいました。

大川移住定住協議会では、静岡市の担当者様・空き家の大家さん・ご近所の方と連携しながら大川への移住がスムーズに行われるよう、移住希望者様をサポートしています。

お問い合わせ

大川への移住に関するご相談や、空き家の内覧希望など、何でもお問い合わせください。確認後、担当よりご連絡させていただきます。

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