移住定住協議会広報誌「大川が好きだから」No.6

大川移住定住協議会広報誌「大川が好きだから」第6号が発行されました。

 

 

掲載内容

1.大川さんからのメッセージ

ワシは、「大川伊十(おおかわ いじゅう)」じゃ。
今から150年前に、ここ大川で生まれた。
ひょんなことでこの時代に時空をこえてやってきたのじゃ。

ワシがいたころの大川は、野に山に人の話し声と、子供たちの笑い声がたえなかったのじゃが、今はばかに静かになってしもうたと思って、天上からのぞきこんでいたら、スット~ンと落っこちてしもた。この先、大川から人がいなくなってしまうのではないか…と、心配しておる。

そうそう。ワシはその頃、役場に勤めておったのじゃ。
大正9年(1920年)に日本で初めての国勢調査というものがあって、その当時の大川村は、540世帯、約2800人の人が住んでいたと記録されておる。それが今では255世帯、560人しか住んでおらんようになってしまった。皆は知っとるだろうか。今の大川小中学校にはどれほどの子供たちがいるかを…

 

 

 

 

2.田舎体験イベント「親子で田舎体験in大川」

田舎暮らしがしてみたい。自然豊かなところで子育てがしたい…。田舎への移住を考えている若い人たちを対象に毎年実施しているこのイベントは、万全の対策で準備をしてきましたが、2021年1月に入り、県内で新型コロナウイルス感染者数が急激に増えたため、残念ながら今回は急きょ中止することとなりました。
1月23日からの申込み受付では、15名の方々から参加申込みがありましたが、次回イベントへのご参加をお願いし、ご理解いただきました。
>イベント紹介ページへ

3.大川小中学校 地域参観会公開授業

毎月12月に地域と保護者に公開している地域参観会が12月5日に開催されました。8時25分から11時25分まで午前中授業が公開され、多くの皆さんが見学しました。普段、学校の様子がわからない方でも、現在の学校の様子がわかり、自分たちの時と比べてこんなに進歩しているのかと思う人は多くいたことと思います。
1年生から9年生まで、一人一人が発表し、その姿は自信に溢れていて、一人一人が主役であると感じたのは、私だけはなかったと思います。

9年生は「大川の将来」を真剣に考えていた!

中学部のおおかわ学の発表で、9年生が3年間の学習の成果として、大川地区での課題を調査し、問題解決に向け改善の方策などを、地域にむけて1に陳8分の時間の中で提案しました。私たち以上に普段から地域のことを考えていることを改めて感じましたので、その一部を紹介します。
なお、発表したすべての内容を紹介できないため、3コマ(テーマ・調査内容・まとめ)のみご紹介させていただくことをご了承ください。

4.大川こども園「おうえんありがとう!」

今年は園児も4名になり、毎日大きな声が山にこだましています。9月に大川小中学校の運動会で披露たゲームを、10月7日、こども園で坂ノ上S型デイサービスあけぼの会の皆さんにも見ていただき、とても喜んでいただきました。これからの地域の皆さんに園児の成長を見守っていただき、温かいご支援をお願いします。(副園長 小林 由紀)

5.大川に移住を考えています!

大川の小規模一貫校でこどもを育てたいと、移住を希望しているご夫婦が、9月、大川小中学校の運動会を見学しました。その後、10月には、学校の授業と放課後こども教室山ゆりの状況を見学しました。
11月に長男が誕生し、1~2年後に移住希望とのことでした。早く実現することを期待しましょう。

ご近所にある「空き家」を紹介してください!!

こどもたちの声がいつまでも聞こえる地域づくりのための移住促進活動

平成26年に大川地区全体の空き家の数を調査した結果、421戸中123戸が空き家でした。これらの空き家を有効的に活用し、こどもたちの声がいつまでも聞こえる学校にしたいと、移住促進活動を行っています。これまで皆様のご支援、ご協力のもと、多くの空き家を登録していただき、移住に結び付きました。

近年は大川に移住したいというご家族が多く、空き家をご案内していますが、登録空き家が少なくなってきましたので、皆様方のご近所で空き家がありましたら、ぜひご紹介ください。空き家の所有者様との話し合いは、移住定住協議会で行いますので、よろしくお願いします。

>>空き家情報へ

 

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お問い合わせ

大川への移住に関するご相談や、空き家の内覧希望など、何でもお問い合わせください。確認後、担当よりご連絡させていただきます。

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